C.K.ドージャー先生のお墓を訪ねて
西南学院大学同窓会
北九州支部 支部長 勝原 昭(75期・法学部卒)
11月19日土曜日の朝、少し肌寒さを感じる中、前日の予報では若干の降雨も予想され、車中に傘を用意しながら車を走らせて小倉北区上到津の西南女学院中学・高校に向かいました。
初めて訪れた西南女学院は到津の森に包まれ、静寂と学校の建学以来の歴史を感じ
取ることが出来て、驚きを禁じ得ませんでした。
福岡からのバスの到着を待ち、広いグランドに驚きながら30数名のOB・OGと共に先ず、校内の奥(東側)の小高い丘にあるロウ講堂へ向かいました。
1935年(昭和10年)創建のロウ講堂は、西南女学院創設者J.H.ROWE先生の名前を冠した、古い中にもその歴史と厳粛さ、心の落ち着きを体感できる場所でした。
礼拝プログラムは、前奏から始まり粛々と進められ、プログラムの終盤ではマスク越しではありますが久々に校歌を斉唱し、何かジーンと胸に迫るものが有りました。
参加者全員の記念写真を撮った後、墓地に移動しました。
墓地は、『西南の森』と命名された、ロウ講堂とは反対側(西側)の校舎に隣接する、楠の大木を初め木々がこんもりと生い茂る場所にありました。
綺麗に整然と整備され、隣接地のお寺の墓地とは高い擁壁とフェンスで仕切られており、墓地の和と洋のコントラストが、また、日本らしさを作り上げていました。
参加者は夫々、C.K.ドージャー先生の墓前に菊の花を献花し、祈り、感謝の拝礼を
行いました。
墓地には、ドージャー先生夫妻を初め、西南学院、西南女学院の創設者、院長夫妻や関係
者等14名の先人が埋葬されています。敬意と心よりの感謝の意を捧げました。
墓参のための滞在時間は1時間程度と短いものでしたが、初めて訪れた西南女学院の歴史や墓地の様子等をこの目で見て、改めて建学の趣旨や同窓会の存在の意義を感じさせられました。
OB・OGの皆さん、一度、この墓参企画に参加してみませんか。新たな発見があるかも
知れませんよ。
北九州支部の皆さんご参加ありがとうございました。来年もできたら企画しますのでどうぞよろしくお願いします❗
Thanks for the article!